20150429_今週の競馬予想(水)

2015年04月29日 16:33

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★天皇賞春★
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☆フェノーメノは脚部不安のため回避。

【牝馬の天皇賞春を考える】
・2000年代には4頭の牝馬が挑戦。
・オーストラリアで3200mのG1を3連覇し通算でG1を7勝したマカイビーディヴァの7位が最高位。最終的に58kgでメルボルンCUPを制覇したのでそのときならまた違ったかも。
・エリザベス女王杯 2勝のアドマイヤグルーヴは11着。
・日経新春杯1位、阪神大賞典3位でのちに京都大賞典を勝利したメイショウベルーガは10着。
・阪神JF1位で晩年は日経新春杯で3位別の年で勝利したテイエムプリキュアは18着。

牝馬には厳しい。

【牝馬徹底チェック】
・デニムアンドルビー
前走は阪神大賞典で2着。出遅れることなくゲートを出たがジッと我慢。ポテンシャルもあるので徐々に加速しつつ2周目の4コーナーまでジョッキーは追わなかった。騎乗としては文句ない。ただこれを見ると阪神3000は距離が長い。まぁもっと我慢したラストインパクトはもっと距離がむいてないんだけど。

阪神大賞典は54kg。今回は56kg。

プラス面を見るとこの馬の得意な持続力が生かせる舞台でなること。今回よりも前にいることが条件にはなるが前半は脚を使わずにジッとしていて4コーナーあたりから最後まで脚を使えれば怖い存在にはなりうる。但し後ろから行ったり前半から脚を使うようになったらスタミナは持たない。

母父キングカメハメハが3200m走れるスタミナを補完してくれると思わない。キングカメハメハ産駒はダイヤモンドSを勝利したケイアイドウソジンがいるがあれは母系だけでスタミナを補完するマイバブーのクロスがあるから。マイバブーはメジロマックイーンの直系の父でもあるしスタミナは抜群。

ステイヤーとしての走法は文句はないけどスタミナが豊富と判断してる記者は頭おかしい。

・フーラブライド
前走は阪神大賞典5着。スタートは普通で2列目の外目にいた感じ。ゴールドシップが向こう正面からスパートして本馬の前にそしてデニムアンドルビーが横について閉じ込められた。3角〜4角で進路がなくなり後方に下げて追い出すが伸びない。ジリジリとのびたまやものの掲示板まで。騎手の腕が悪い。

斤量に関してはこちらも同じ。但しこちらは480kgで牝馬にしては立派なカラダ。56kgでの実績もある。

母父はメジロマックイーン。言わずとしれた長距離の王者。スタミナは豊富。また10代血統ならマックイーンの先祖トウルビヨンのクロスもある。

スタミナを活かす走りをするためには前から行くしかないがクリールカイザーをはじめとする総合力の高い馬がいるし、後ろからならポテンシャル勝負をするステイヤーが多い。

ジリ脚をどう活かすのか?この前は下手に乗ったが長距離レースには定評のある酒井がどうのるか。

・トーセンアルニカ
さすがにこないと思っているけど一応。
前走は日経賞9着。

この馬はスタミナが豊富に見えるが母父はエルコンドルパサーでそこまでではない。エルコンドルパサーがノーザンダンサーが濃い血統だがそこにさらにノーザンダンサーをぶち込んでいる。

中山3600ならまだ買えるかもしれないが高速馬場は苦手。前回は失敗したが勝負をかける時は前目で勝負をする馬。

雨がふればエリザベス女王杯で4着になったように期待できるが雨はなさそう。