20151124_今週の競馬予想(月)
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JC 外国馬紹介
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今回は計4頭。個人的な感想としては、以下のような感じ。
1)順序
ナイトフラワー>=イトウ>イラプト>トリップトゥパリス
-そう飛びぬけて強い馬はきていないが、どの馬も日本に適合できそうな感じがある。
2)各馬一口メモ
・ナイトフラワー
- 早い時計(ヨーロッパでは珍しい)に対応していることもあり、個人的には注目。
- 主戦騎手のシュタルケが既に日本に短期免許で来日しているし、十分な休みもあるし。
- 勝ちきれていないように、末脚炸裂しなかったら、微妙な感じになると思う。
・イトウ
- ドイツでの馬名規則によって、Iという文字を使わざるをえず、お母さんはIona
- オイロバ賞で、ナイトフラワーにぶち抜かれたので、逃げ馬とはいえ、どうなんだろうかな。
- ただし、古馬は60kgとかを背負うので、ジャパンカップの57kgだったら斤量減になる。
・イラプト
- 中途半端に凱旋門賞のステップレースを使って、そのまま5着とはいえ、だいぶ離れた位置だった。
- 日本に十分対応できる血統。
・トリップトゥパリス
- オーストラリアのメルボルンCを使っての参戦。数段格は落ちるが、4000mのG1を勝利
- スタミナは豊富だが、2400mでも2着。(14番人気)
- イギリス->オーストラリアと来て日本。環境の変化に対応できるか??
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JC 外国馬紹介
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□馬名/国/性別・馬齢/成績/脚質
1.主な重賞タイトル
2.血統及び血統の特徴
3.情報
□イトウ/独/牡4/10戦6勝/逃
1.主な重賞タイトル
'15 バーディシェンウンタ 2200m(G2)
'15 バイエルン大賞 2400m(G1)
2.血統及び血統の特徴
<<血統>>
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<父系>は、サドラーズウェルズ系
☆アドラーフルク->インザウイングス->サドラーズウェルズ
- 父アドラーフルクは、ドイツで活躍。独ダービー、ドイツ賞などG1 2勝。
- 父父インザウイングスは、フランスで活躍。G1 3勝。
- その父は、サドラーズウェルズ。
<父母系>は、ノーザンダンサー系
☆ラストタイクーン
★父系の特徴
- 父系だけで、ノーザンダンサー系とミルリーフ系のクロスをもつ。
<母父系>は、デインヒル系(ダンチヒ)->いきつくところは、ノーザンダンサー
☆タイガーヒル->デインヒル->ダンチヒ
- 母父タイガーヒルは、ドイツで活躍。バーデン大賞を連覇。
- 母母父デインヒルは、日本でも母父として大活躍。
- 母母母父ダンチヒは、快速馬として大活躍。
<母母系>は、スインフォード系
☆ケーニヒシュトルーム->ジンギスカーン->ティムール
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<<血統の特徴>>
・最近のヨーロッパの主流だが、ノーザンダンサー系が非常に多い。
=> ノーザンダンサー 4×5×5×5、ミルリーフ 5×5
・母父ラストタイクーンは、キングカメハメハと同じ。
3.情報
-昨年のドイツからの出走馬アイヴァンホウ(今年はオーストラリアに転厩して、アワアイヴァンホウに名前が変わっている。)で6着になたカルヴァン厩舎からの新たな挑戦者。
-ミナリク騎手は、昨年のアイヴァンホウ以来の日本での騎乗。
-日本でいう上がり馬で、バイエルン大賞を逃げ切り勝ちして、G1ウィナーになった。
□イラプト/仏/牡3/6戦4勝/先行・差し
1.主な重賞タイトル
'15 パリ大賞 2400m (G1)
'15 ニエル賞 2400m (G2) 4着
'15 凱旋門賞 2400m (G1) 5着
2.血統及び血統の特徴
<<血統>>
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<父系>は、ミスタープロスペクター系
☆ドバウィ->ドバイミレニアム->シーキングザゴールド
- 父ドバウィは、現役時代は、8戦5勝。G1 3勝。1600m のマイラー。ジャックルマロワ賞など。
- 父父ドバイミレニアムは、現役時代はドバイワールドC勝など。1年しか種牡馬生活を送れず、急死。しかし、子孫は、キングジョージを勝利している。
- その父は、シーキングザゴールド。
<父母系>は、ミルリーフ系
☆デプロイ
★父系の特徴
- ドバイミレニアム自身が産駒の距離を克服させているので、1600~2400mまでは数多くの産駒がこなせるのが特徴。
<母父系>は、カーリアン。いきつくところは、ノーザンダンサー。
☆カーリアン->ニジンスキー->ノーザンダンサー
- このあたりは、日本でもよく走っているから割愛。
<母母系>は、ボールドルーラー系。
☆セペクアクラービド->ボールドビッダー->ボールドルーラー
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<<血統の特徴>>
・主流は、ミスプロ×ボールドルーラーなので、2400m向きそうもないのだけど、ミルリーフやダンシングブレーブなどの血の影響が強いのかも。
=> ノーザンダンサー 5×4×5
・日本でも活躍する血統(サーバイバーなど多数あり、さらにヘイルトゥリーズンなど)が数多くあり、ドバイミレニアム以外は、普通に日本にいそう。
3.情報
- パリ大賞までは無傷の4連勝。ニエル賞では2番人気に支持されたが、4着。
- 本番の凱旋門賞も7番人気で5着。
- パスキエ騎手は、短期免許で複数回来日したことがあり、東京コースも経験しているはず。
□トリップトゥパリス/英/セ4//先行・差し
1.主な重賞タイトル
'15 パリ大賞 2400m (G1)
'15 ニエル賞 2400m (G2) 4着
'15 凱旋門賞 2400m (G1) 5着
2.血統及び血統の特徴
<<血統>>
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<父系>は、ミスタープロスペクター系
☆ドバウィ->ドバイミレニアム->シーキングザゴールド
- 父ドバウィは、現役時代は、8戦5勝。G1 3勝。1600m のマイラー。ジャックルマロワ賞など。
- 父父ドバイミレニアムは、現役時代はドバイワールドC勝など。1年しか種牡馬生活を送れず、急死。しかし、子孫は、キングジョージを勝利している。
- その父は、シーキングザゴールド。
<父母系>は、ミルリーフ系
☆デプロイ
★父系の特徴
- ドバイミレニアム自身が産駒の距離を克服させているので、1600~2400mまでは数多くの産駒がこなせるのが特徴。
<母父系>は、カーリアン。いきつくところは、ノーザンダンサー。
☆カーリアン->ニジンスキー->ノーザンダンサー
- このあたりは、日本でもよく走っているから割愛。
<母母系>は、ボールドルーラー系。
☆セペクアクラービド->ボールドビッダー->ボールドルーラー
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<<血統の特徴>>
・主流は、ミスプロ×ボールドルーラーなので、2400m向きそうもないのだけど、ミルリーフやダンシングブレーブなどの血の影響が強いのかも。
=> ノーザンダンサー 5×4×5
・日本でも活躍する血統(サーバイバーなど多数あり、さらにヘイルトゥリーズンなど)が数多くあり、ドバイミレニアム以外は、普通に日本にいそう。
3.情報
- パリ大賞までは無傷の4連勝。ニエル賞では2番人気に支持されたが、4着。
- 本番の凱旋門賞も7番人気で5着。
- パスキエ騎手は、短期免許で複数回来日したことがあり、東京コースも経験しているはず。